アイリスオーヤマの人感センサー付き大風量セラミックファンヒーター「PDH-1200TD1」と「JCH-12TD4」。
どちらも通販ランキングで上位に入っている人気のセラミックヒーターです。
でも2つとも見た目がよく似ていて、いったいどこが違うの?と不思議に思うことも。
こちらでは「PDH-1200TD1」と「JCH-12TD4」の性能の違いについて紹介しています。
また2機種の特徴やおすすめポイントについても書いています。
購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(※2022年12月時点の情報です)
▼アイリスオーヤマPDH-1200TD1
▼アイリスオーヤマJCH-12TD4
PDH-1200TD1とJCH-12TD4の違い
調べたところ、この2機種の大きな違いは5つでした。
PDH-1200TD1 | JCH-12TD4 | |
発売年 | 2018年発売 | 2019年発売 |
出力段階 | 標準1200W、節電750Wの2段階 | ターボ1200W、標準1000W、静音600Wの3段階 |
人感センサーの自動オフ時間設定の有無 | 自動オフ時間は90秒で固定されていて変更できない | 自動オフまでの時間を90秒、5分、10分に設定できる |
カラーバリエーション | ホワイト・ピンク・ブルー・ナチュラルブラウン(白っぽい木目)・ブラウン(濃い目の木目)の5色 | ホワイト・ピンク・ブルーの3色 |
消費電力 | 標準1200Wと節電750W | ターボ1200Wと標準1000Wと節電600W |
このほかのスペックはサイズ、重量、コードの長さや暖房適用床面積、人感センサーの性能を見てもほぼ同等の性能のようです。
パワー調整やセンサーのタイマー設定による節電、新機種かどうかを重視するならJCH-12TD4、PDH-1200TD1にしかない木目調のカラーや、本体価格を重視するならPDH-1200TD1がおすすめと言えそうです。
>>PDH-1200TD1について詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
PDH-1200TD1とJCH-12TD4の出力段階の違い
▼JCH-12TD4はターボ1200W、標準1000W、静音600Wの3段階に調節可能
PDH-1200TD1は標準1200W、節電750Wの2段階の出力なのに対し、後発のJCH-12TD4はターボ1200W、標準1000W、静音600Wの3段階に調節できます。
JCH-12TD4のユーザーからは、
「使い始めは1000Wで使い、温まってきたら600Wに切り替えます。600Wでも十分暖かいので、300Wとかがあったらもっといいですね。」
「冬場でもすぐに暖まり、とても便利」
という声も。
JCH-12TD4は、シーンに合わせて3モードの出力が可能です。
ターボ(1200W)はお部屋を素早く暖めたい時に。
標準(1000W)は1000Wのパワーでお部屋を暖めてくれます。
静音(600W)は運転音が気になる勉強時や寝室に置くと良いそうです。
(※就寝時には電源をオフにしてください)
PDH-1200TD1にも標準1200W、節電750Wの2モードが搭載されていて、こちらもシーンによって使い分けることができます。
速暖性もJCH-12TD4と同じようにあるので、とくに狭い場所に置いて活用しているユーザーが多いようです。
どちらの機種も、使用するシーンに合わせてモードを変えることでより過ごしやすい環境にできますね。
PDH-1200TD1とJCH-12TD4の人感センサー自動オフ時間設定の違い
▼PDH-1200TD1は人感センサーの自動オフ時間を設定できない
PDH-1200TD1に搭載されている人感センサーは、自動オフ時間をユーザー側で設定することができません。
自動オフ時間は90秒で固定されており、人がいなくなって90秒後に自動で運転を停止します。
節電面ではとても良い機能ですが、「90秒」という時間が「短すぎる」と感じる人も。
「メイク中に使用するとあまり動かないので人感センサーがはたらき、90秒でしょっちゅう運転が停止してしまう。仕方ないので人感センサーは切っている」という声もありました。
また、人感センサーを使わない時には解除することもできます。
どちらの機種も、運転したまま何もしないで約3時間経つと自動的に運転が停止するし、主電源が切れる安全機能がついているよ!
うっかりの消し忘れにも安心だね!
節電のためにもお役立ちの機能ですね。
PDH-1200TD1とJCH-12TD4のカラーの違い
PDH-1200TD1はパステル調の3色と木目調の2色、計5色の展開です。
とくにナチュラルブラウン・ブラウンは人気で、購入者も多いよう。
「部屋の家具と相性がいい」「暖房器具っぽくなくていい」など満足している声が多いです。
こだわりのお部屋には、こんな落ち着いた色のヒーターが合いそうですよね。
JCH-12TD4はシンプルな3色展開。
PDH-1200TD1と同じパステル調のホワイト・ピンク・ブルーのみとなっています。
ホワイトが一番人気ですが、無難な色展開のため見た目を重視したい時はPDH-1200TD1を選ぶ人が多いようです。
PDH-1200TD1とJCH-12TD4の消費電力の違い
▼JCH-12TD4は出力段階を細かく設定できる
「出力段階の違い」と同様ですが、2機種の消費電力の違いも紹介します。
これら消費電力の違いは、電気代の違いにもなります。
一般的に1200Wの方がより電気代が高くなります。
電気代が上がっている今、なるべく節電したいですよね。
「JCH-12TD4は標準(1000W)でもじゅうぶん暖かい」という声もあり、節電・電気代の節約をしたい方は出力段階を細かく設定できるJCH-12TD4がおすすめかもしれません。
PDH-1200TD1とJCH-12TD4のスペック
PDH-1200TD1とJCH-12TD4のサイズ・重量・コードの長さはほぼ同じです。
以下に2機種のスペックを紹介します。
PDH-1200TD1の本体スペック
本体の幅26.0×奥行13.5×高さ37.9(cm)
重量:約2.5kg
コード長:約1.8m
JCH-12TD4の本体スペック
本体の幅26.0×奥行13.5×高さ38.5(cm)
重量:約2.5kg
コード長:約1.8m
JCH-12TD4の方が少しだけ高さがありますが、ほぼ同じ大きさと考えて良さそうです。
そのほかの重量やコードの長さは同じです。
PDH-1200TD1、JCH-12TD4ともに暖房適用床面積は同じ
2機種の暖房適用床面積は
おおまかに50Hzが東日本、60Hzは西日本です。
どちらもあまり広い空間を暖めるのには向いていません。
狭めのお部屋や足元など、ピンポイントで使うのに適した暖房器具です。
PDH-1200TD1、JCH-12TD4ともに人感センサーの機能は同じ
センサーの感知エリア:上下90°:左右60°
どちらもONの状態で90秒以上人を感知しないと送風モードになり、最長30秒で停止します。
JCH-12T4の人感センサーは自動オフまでの時間を90秒、5分、10分と設定できます。
PDH-1200TD1、JCH-12TD4の違いのまとめ
以上の比較から、それぞれの機種の違いをまとめました。
・JCH-12TD4の方が新しい機種
・JCH-12TD4はシーンに合わせて3モードの出力が可能(ターボ1200W・標準1000W・節電600W)
・PDH-1200TD1の出力段階は2モード(標準1200W・節電750W)
・JCH-12TD4は人感センサーの自動オフまでの時間を90秒・5分・10分と設定できる
・PDH-1200TD1は90秒しかできない
・JCH-12TD4はシンプルな3色展開(ホワイト・ピンク・ブルー)
・PDH-1200TD1は5色展開(ホワイト・ピンク・ブルー・ナチュラルブラウン・ブラウン)とバリエーションがある
・速暖性機能、人感センサーはどちらにも搭載されている
・本体の大きさや重さはほとんど違いがない
PDH-1200TD1はこんな方におすすめ
・ちょっと古い機種でもOK
・ピンポイントで暖めたい
・部屋に合わせたカラーを選びたい
・本体価格は安い方がいい
・機能はそれなりにあればOK
JCH-12TD4はこんな方におすすめ
・家電は新しい方が好き
・ピンポイントで暖めたい
・カラーの選択は少なくてもいい
・本体価格はちょっと高くてもいい
・電気代を抑えたい
まとめ
2機種の大きな違いは「出力段階」と「人感センサーのタイマー設定」。
そして「カラー」と「実売価格」です。
暖房器具としての機能や性能にはほとんど差がないため、パワー調整で「電気代節約」を重視するならJCH-12TD4、「木目調のカラー」や「本体価格」を重視するならPDH-1200TD1がおすすめと言えそうです。
個人的には出力を3段階に調整できるJCH-12TD4に一票ですが、PDH-1200TD1の木目調カラーが捨てがたいんですよね…w
JCH-12TD4にブラウン系のカラーがあればいいのに…。
とはいえどちらも機能と価格のバランスが優れている人気商品なので、自分の生活スタイルに合った機種で、暖かい冬時間を過ごしてくださいね。
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