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DCE-6515とIJC-H65の違いは4つ!アイリスオーヤマ除湿器

季節(空調)家電

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)のDCE-6515とIJC-H65は、コンプレッサー式によるパワフル乾燥とお手頃な値段が人気の除湿機・衣類乾燥機です。

こちらでは、DCE-6515とIJC-H65の違いについて紹介しています。

どちらにしようか迷っている方の参考になれば嬉しいです♪
(※2023年3月時点の情報です)

▼湿度調整で快適除湿!自動霜取り機能つき除湿・衣類乾燥機DCE-6515

▼省エネでパワフル除湿!オートルーバーでムラなく衣類乾燥のIJC-H65

アイリスオーヤマDCE-6515とIJC-H65の違いについて

DCE-6515とIJC-H65の違いについてまとめています。

2つの除湿機の違いを調べたところ、大きな違いは4つ。

・運転モードの違い
・湿度設定の有無
・風向き調整が自動or手動
・ショップで売っている値段

でした。

また小さな6つの違いとして、「タンク容量の違い」「排水の違い」「霜取りの有無」「電気代の違い」「サイズ・重さの違い」「カラーの違い」があります。

どちらの機種もコンプレッサー式でパワフルに除湿してくれる機能と、部屋干しの洗濯ものを素早く乾かす衣類乾燥機能に優れた除湿機です。

手入れがしやすく、長時間使ってもお財布に優しい省エネ設計で、電気代がとても安いところもメリットです。

除湿機・衣類乾燥機としての機能はほとんど同じなので、湿度調整ができたり自動スイングできたりなどの自分の生活スタイルに合った方を選ぶか、値段の安い方を選んでOKといえそうですね。

>>くわしくは「DCE-6515の口コミと評判をレビュー!電気代はどれくらいかかる?」の記事にもまとめてあります。

運転モードの違い

IJC-H65には衣類乾燥・自動・標準・弱の4つの運転モードがありますが、DCE-6515にはありません。

衣類乾燥・自動・標準・弱の4つから選べるので、室内干しの時は衣類乾燥モード、就寝時など音が気になる時は弱モードと使い分けることができます。

また「自動」は、センサーで部屋の目標湿度を55%に設定して、自動除湿運転してくれます。

湿度が55%以下になると自動で送風に切り替わり、55%以上に上がるとまた除湿運転に自動で切り替わってくれます。

おまかせでいいのがラクちんだね!

ただ、「部屋の湿度を55%以外にしたい!」という時には、こちらで選べないのでちょっと不便かもしれません。

DCE-6515には、除湿の切り替え運転がありません。

電源のON/OFFのみの1モードで、自分では運転モードを選べないんです。

IJC-H65に比べると「使い勝手が悪そう…」と思ってしまいますが、代わりに「湿度の調整」が4段階できるようになっているんですよ。

次の項目でくわしくご紹介しますね♪

湿度設定の有無

DCE-6515は、40%・50%・60%と連続の4つから湿度設定ができますが、IJC-H65は湿度の設定ができません。

DCE-6515は運転モードの切り替えができない代わりに、「湿度設定」をすることができます。

40%・50%・60%・連続から部屋の湿度を選ぶと、自動でその湿度まで除湿運転してくれます。

設定した湿度より下回ると、自動で送風運転に切り替わります。

また、部屋の湿度が上がると自動で除湿運転になるので、おまかせできてとても便利ですね。

衣類乾燥をしたい時は40%にしたり、ジメジメをなくしたい時は50%にしたりと自分で好みの湿度を使い分けたい人に向いています。

IJC-H65は湿度の設定をこちらですることができませんが、「自動」にすれば湿度を自動的に55%に保ってくれます。

快適な部屋の湿度は40%~60%と言われているので、55%はまさにベストな湿度ですね!

自分でちょうどいい湿度に設定するのが面倒くさい…という時は、IJC-H65の方が便利かもしれませんね。

風向き調整が自動か手動か

IJC-H65は自動スイングで風向きを3段階に調整できるけど、DCE-6515は風向き調整は手動・2段階のみです。

IJC-H65は風向きを調整するフラップを自動で動かすことができます(オートルーバー機能)。

広角・上方向・下方向の3段階にルーバーが自動でスイングするので、風向きの調整を自分でしなくてもOKです。

洗濯ものにムラなく風が当たるので乾きが早い、という口コミがありました。

DCE-6515には、残念ながらこの機能がありません。

風の吹き出し口のフラップは、手動で調整する必要があります。

また角度も2段階しかないので、洗濯ものにうまく風を当てるには本体を置く場所やフラップの角度を自分で調節する工夫が必要かもしれません。

でも除湿や洗濯ものを乾燥させることについては、IJC-H65と同じように「めちゃ乾く」という口コミがあったので、DCE-6515も問題ないといえそうですね。

ショップによってはIJC-H65の方が少しだけ安い

DCE-6515(2016年) IJC-H65(2018年)
アイリスオーヤマ 17,800円(税込) 16,192円(税込)
Amazon 14,814円(税込) 12,900円(税込)
楽天市場 11,800円(税込) 12,799円(税込)
ヤフーショッピング 14,800円(税込) 13,800円(税込)

2023年3月時点の各サイトの最安値をまとめました。
(※値段はセールなどで変動しますので、最新の価格は各サイトを確認してみてくださいね)

公式サイトでは年式の新しいIJC-H65の方が何故か1,608円ほど安いですが、そのほかでもAmazonで1,900円ほど、ヤフーショッピングで1,000円ほどIJC-H65の方が安くなっています。

新機種の方が型落ちより安いのはお得ですね♪

DCE-6515の方が人気があるか、旧型なので在庫が少ないのかもしれません。

といっても、どちらもそこまで大きな値段の差はなく、部屋干しが増える花粉シーズンの今から梅雨時にかけては、2つともあまり定価より値段が下がらない傾向ですね。

IJC-H65は運転モードや自動スイングなど使い勝手が良くなっていて、さらにDCE-6515より安く買えるサイトもあります。

DCE-6515は湿度が設定できるところや少しだけ電気代が安いところ、サイズがコンパクトなところがメリットです(後の項目で紹介しています)。

除湿・衣類乾燥の機能にはほとんど差がないので、自分の生活スタイルに合う方を選んでいいかもしれませんね。

そのほかのDCE-6515とIJC-H65の違い

大きな違いの4つの他に、小さな違いをまとめました。

IJC-H65の方がタンク容量が大きい

IJC-H65は、集めた湿気を溜める水タンクの大きさが約2.5L、DCE-6515は約1.8Lあります。

どちらも定格除湿能力は5.5L/日(50Hzの場合)~6.5L/日(60Hzの場合)と変わらないので、タンク容量が大きいIJC-H65の方が水を捨てる回数が少なくていいよ!という口コミと、タンク容量が少ないDCE-6515の方が、水を捨てる時軽くて捨てやすいよ!という口コミがありました。

これはどちらももっともで悩ましいところですねw

IJC-H65は連続排水ができる

IJC-H65は市販のホースを取り付けることで、連続排水することができます。

タンクがいっぱいになるのを気にしないで除湿できるのは、とっても便利ですね。

溜まった水を捨てる手間がなくなったり、長時間使用できるのもメリットですね。

DCE-6515には排水口がなく、タンクの水は満水になったら自分で捨てる必要があります。

でも購入者の口コミでは「自分でDIYしたらホースを接続できそう」という人がいました。

改造はあくまで自己責任ですが、もしできたらもっと使いやすくなりますね。

お知らせランプの違い

DCE-6515は満水/霜取りランプ、IJC-H65は満水/タンクなしのお知らせランプがあります。

DCE-6515には室温が低くなって本体の内部に霜がつくと、自動で霜取りをする機能がついています。

霜取り運転中は「霜取りランプ」が点灯し、除湿運転は止まってしまいます。

霜取りが終わると、また自動で除湿運転を再開します。

霜取り機能は冷蔵庫などでもおなじみで、コンプレッサー式の除湿機には必須です。

あると助かる機能なのですが、霜取り機能は手動で止めることができません。

霜取り中は除湿ができないところ、部屋の温度が上がったり、洗濯ものを乾かすのが途中になったりと不便なところがあります。

IJC-H65には、自動霜取り機能がついていません。

DCE-6515・IJC-H65どちらにもタンクが満水になると知らせてくれるランプがついているので、水を捨てるタイミングが分かりやすくなっています。

霜取り機能はいらないという場合は、IJC-H65を選ぶといいかもしれませんね。

DCE-6515の方が電気代が少しだけ安い

DCE-6515とIJC-H65は消費電力が少しだけ違います。

簡単な表にまとめました。

DCE-6515 IJC-H65
消費電力 ・155W(50Hz)
・175W(60Hz)
・162W(50Hz)
・184W(60Hz)
電気代 ・約4.2円(50Hz)
・約4.7円(60Hz)
・約4.4円(50Hz)
・約5.0円(60Hz)

(※50Hz/60Hzの違いはざっくり分けると東日本/西日本です)

IJC-H65の方が少し消費電力が多いので、電気代も少しだけ高くなっています。

これはオートルーバー機能があるせいかもしれないですね。

といっても、12時間つけっぱなしにして一か月使ったとしても、DCE-6515は約1,562円~約1,748円ほど、IJC-H65も約1,637円~約1,860円ほどです。

毎日使う予定なら電気代が安いDCE-6515がお得といえますが、2つともそこまで大きな差はありません。

どちらも長時間使ってもお財布に優しい除湿機といえそうですね。

サイズ・重量の違い

DCE-6515 IJC-H65
サイズ 29cm×奥行:19cm×高さ:47.7cm 31.9cm×奥行:20.4cm×高さ:53.5cm
重量 約9.3kg 約9.7kg

どちらも除湿機としてはコンパクトなサイズですが、比べるとIJC-H65の方が少し大きく、重くなっています。

IJC-H65は幅や高さが大きくなっていて、重さも10kg近いので、女性にはちょっと重たく感じるかもしれません。

また高齢の方や子どもが持ち運ぶ時には注意が必要ですね。

カラーデザインの違い

DCE-6515は、ホワイトのみの清潔感あるカラーで四角いフォルム。

IJC-H65は、ホワイト×ブルーのさわやかなカラーで丸みのあるフォルム。

DCE-6515は四角い形でホワイト1色の清潔感のあるカラーです。

すっきりしたデザインなので、部屋のどこに置いてもなじみやすいですね。

IJC-H65は全体的に丸みのある、アイリスオーヤマにしてはちょっと変わったデザインです。

基本のカラーはホワイトですが、ハンドルや側面にアクアブルーのラインが入っています。

涼し気なデザインがお部屋のアクセントになりそうですね♪

DCE-6515はこんな人におすすめ

●自分で湿度設定ができる方がいい
●霜取り機能がついている方がいい
●電気代が安い方がいい
●フラップ調整は手動でもOK
●タンクが小さい方が水を捨てる時重くない!
●家電はホワイトで統一したい

IJC-H65はこんな人におすすめ

●フラップは自動で動く方がいい
●衣類乾燥や弱運転など運転モードを自分で選びたい
●タンクの水をホースで自動排水にしたい
●タンクが大きい方が捨てる回数が減る!
●予算重視・安く買える方がいい
●霜取り機能はなくてもいいかな…
●ホワイト×ブルーのカラーが好き♡

DCE-6515とIJC-H65の共通の機能や特長

こちらでは、DCE-6515とIJC-H65に共通する機能や特長についてまとめていきます。

1日最大6.5Lのパワフル除湿能力

DCE-6515とIJC-H65の最大の特長である、コンプレッサー式のパワフル除湿。

50Hzの地域では一日最大約5.5L、60Hzの地域では一日最大約6.5L分の湿気を取り除いてくれます。

2Lのペットボトル3本分…と考えると、お部屋のジメジメもすっきりしそうですよね♪

この強力な除湿能力で、洗濯ものをしっかり乾かしてくれます。

「部屋につるしてるだけで洗濯ものが乾く!」という口コミがありました。

梅雨時や冬場の”洗濯もの乾かない問題”もこれで解決です!

切タイマーで切り忘れ防止



どちらも節電&切り忘れ防止のタイマー設定ができます。

2時間・4時間・8時間と設定した時間がたつと自動的に運転が止まります。

洗濯ものを乾かす時や、おでかけ中やおやすみ中に除湿しておきたい時などにとっても便利な機能ですね。

またDCE-6515は「運転開始後、何も操作しないで12時間たつと」自動的に電源が切れるようになっています。

IJC-H65は「運転開始後、操作をする/しないに関わらず12時間たつと」自動的に電源OFFになります。

どちらも「切り忘れ防止」のための安全機能がついていて安心ですね。

ハンドルで移動がラクラク

DCE-6515は本体の天面(上部)にハンドルが収納してあり、持ち運ぶ時は立てて使います。

使わない時はハンドルをしまっておけるので、すっきりした見た目ですね。

IJC-H65は、ハンドルが常に出ているデザインです。

でもDCE-6515に比べて持ち手に幅があるので、安定感があって持ち運びしやすいと言われていますよ。

お手入れがしやすい

どちらも2週間に1回程度、吸気口カバーと本体の吸気口を掃除機で吸い取ります。

また水タンクとタンクカバーを、1ヶ月に1回程度水洗いしてふき取ります。

本体のふき取りのお手入れも、1ヶ月に1回ほどでOKです。

毎日使う家電はお手入れが簡単だと嬉しいですよね。

DCE-6515とIJC-H65のスペック

DCE-6515(2016年) IJC-H65(2018年)
サイズ(約) 29cm×19cm×47.7cm 31.9cm×20.4cm×53.5cm
重さ(kg) 約9.3kg 約9.7kg
カラー ホワイト ホワイト・ブルー
コードの長さ 約1.8m 約1.8m
電源 AC100V・50/60Hz AC100V・50/60Hz
除湿可能面積のめやす 50Hz/60Hz
木造:7畳(12㎡)/8畳(13㎡)
プレハブ:11畳(18㎡)/12畳(20㎡)
鉄筋:14畳(23㎡)/16畳(26㎡)
50Hz/60Hz
木造:7畳(12㎡)/8畳(13㎡)
プレハブ:11畳(18㎡)/12畳(20㎡)
鉄筋:14畳(23㎡)/16畳(26㎡)
備考 水位窓つき・ハンドルつき 水位窓つき・ハンドルつき

両方のスペックを表にしました。

違いがある場所はわかりやすく赤色にしています。

IJC-H65は自動フラップや運転モードを選べるところなど、使い勝手がとても良くなった除湿機です。

でも湿度調整機能や、自動霜取り機能がなくなってしまったのは、残念な点でもあります。

サイズは少し大きく、電力消費も増えましたが、基本的な除湿の性能は同じです。

DCE-6515は新型IJC-H65と除湿性能が変わらないコンパクト版ですが、運転モードが選べない代わりに湿度調整ができ、電気代も少しお得です。

ランニングコストを重視するなら、DCE-6515を選んでいいかもしれませんね。

まとめ

DCE-6515とIJC-H65の大きな違いは4つでした。

①IJC-H65には衣類乾燥・自動・標準・弱の4つの運転モードがある
(DCE-6515は運転モードは1つだけで切り替えできない)
②DCE-6515は湿度設定ができる
(40%・50%・60%と連続の4つから設定可能・IJC-H65は湿度の設定ができない)
③IJC-H65は自動スイングで風向きを3段階に調整できる
(DCE-6515は風向き調整は2段階・手動でする)
④ショップによってはIJC-H65の方が少しだけ安い

そのほか小さな違いとしては、
「IJC-H65の方がタンク容量が大きい」
「IJC-H65は連続排水ができる」
「DCE-6515は満水/霜取りランプ、IJC-H65は満水/タンクなしのお知らせランプがある」
「DCE-6515の方が電気代が少しだけ安い」
「IJC-H65の方がサイズ・重量が少しだけ大きい」
「IJC-H65はホワイト×ブルーのさわやかなカラー。丸みのあるフォルム。DCE-6515はホワイトのみの清潔感あるカラー。四角いフォルム」

IJC-H65の方が新しい機種で、運転モードを4つから選べたり、風向き用のフラップが自動で動いたりと使いやすくなっています。

家電は新しい方が好きという人や、衣類乾燥や弱運転を使い分けたい人、予算重視で安く買いたいという人におすすめです。

DCE-6515は旧型とはいっても除湿・衣類乾燥の性能についてはIJC-H65と同じです。

湿度の調整を自分で設定できたり、霜取りを自動でして欲しいという人にぴったりです。

また買った後の電気代を安く抑えたいという人にもおすすめですね。

個人的にはフラップをいちいち手で動かすのが面倒かな?と思うので、IJC-H65の方が自分に合ってそうです!

これからの季節、除湿・衣類乾燥に活躍してくれそうですね♪

>>DCE-6515の口コミと評判をレビュー!電気代はどのくらいかかる?

▼湿度調整で快適除湿!自動霜取り機能つき除湿・衣類乾燥機DCE-6515

▼省エネでパワフル除湿!オートルーバーでムラなく衣類乾燥のIJC-H65

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